2014年2月27日、東北生活文化大学高校で「働くルール」についての講義を行いました。
今年卒業する生徒370名に対して、就職する生徒や大学や専門学校に進学する生徒に、就職先または、アルバイト先での働き方、労働者保護の法律の活用などについてお話ししました。生徒たちは、真剣なまなざしで聞き入っていました。
「ブラック企業」を知ってると質問したら、7割程度の手が上がりました。すごい感心の表れです。
使用したスライドの一部を紹介します。
終了後に、進路部の先生方(5人)と1時間ほど懇談をしました。その中で、こんなに静かに真剣に話を聞く姿を初めて見たとの感想が言われました。きっと自分の中にある不安に応えていたからだと思いますと、評価されました。
進路部の先生たちの悩みは、高校卒業後に就職した子どもたちの多くは、3年後までに7割が転職をしている、またその内2割程度は仕事が見つからずにアルバイトなどで過ごしていることが、高校の進路指導に何が問題があるのかと悩んでいました。先生たちも、ブラック企業については関心が高かったのですが、でも詳しく知っているようではありませんでした。
今回、初めての高校生向け「労働法教育」をしましたが、高校生からの感想文が着き次第、検討して今後に生かしたいと思います。
今後、「労働法教育」を実施する高校が増えることを願います。
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